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@ターンオーバー
・EGFの力とは?ターンオーバーを活性化
・栄養素を摂ることで改善できるターンオーバ
・ターンオーバーが早まる皮膚の原因と対策
・ターンオーバーが原因で肌トラブルがおきる
・ターンオーバーの乱れが原因で肌乾燥から守るバリア機能の低下がおこる
・基礎知識/表皮のターンオーバーと新陳代謝
・ターンオーバーを促進させるメリットとは?
・ターンオーバーの仕組みとは?肌を健康に保つ正常
・ターンオーバーの敵になる紫外線によるフリーラジカルの発生
・お肌のターンオーバー促進を心がける
・美肌のための睡眠と食事の関係
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(2012年3月15日開設)
ターンオーバーが早まる皮膚の原因と対策
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ターンオーバーとは、皮膚の表皮がはがれ落ち、新しい皮膚細胞ができていくことで、新陳代謝といわれます。
皮膚は表面が表皮で、その下に真皮があり、真皮の下に皮下組織があります。
そして表皮は一番下を基底層といい、その上に有棘層があり、さらにその上に顆粒層そしてさらに角質層があり、4層になっています。
基底層で細胞が生れ、形を変えながら表面に上ってゆき、角質層となった後、細胞の核がなくなって角化細胞となりますが、角化細胞は死んだ状態で、最後に垢となって剥がれ落ちます。
細胞のターンオーバーの周期は、健康な若い人の場合平均28日です。
しかし、個人差もあり、年をとると周期は遅くなります。
40歳で40日かかると言われています。
ターンオーバーは、遅すぎると角質細胞が肌に残り、肌のしみやくすみの原因となったり、化粧水が浸透しにくくなったりするトラブルも発生します。
逆に、日焼けをすると、メラニン色素を落とそうととしてターンオーバーが早まる場合もあります。
また、洗顔が過ぎたり、角質ケアばかりに注意がいくとターンオーバーが早まってしまう時があります。
ターンオーバーが乱れて早くなった肌は、核を持ったまま(不全角化といいます)角質層に押仕上げられた状態となり、未熟な細胞が表面を覆っている事になります。
その時のの皮膚の状態は、ゴワゴワしてしているので、水分を保ちにくくなり、乾燥しやすくなります。
そのような時の対策は、ワセリンを塗ったり、保湿クリームで表皮を滑らかにし、丁寧に保湿と保護をする事が大切です。
洗顔で汚れを落とす事は必要ですが、ごしごしと洗いすぎないようにして、柔らかく皮膚をなぜるように洗う事が大切です。
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